山に生まれた水の流れは、途中いくつかの細流と合流しながらやがて大河を形成し雄大な流れとなり、海にいたるまで休むことなく流れ続けます。
 水の流れは岸辺の生物に命を吹き込み、森を緑に彩り、豊富な幸を与えつつ人間の生活に深くかかわり、文化を運ぶ大切な役割を果たしています。
 私達の仕事は印刷物のフィニッシュワークとして重要な位置を占め、印刷物に生命を吹き込み、言葉の世界を彩ります。
 




●丁合無線綴じライン
 仮製本は普通、無線とじ、アジロとじ、中とじに別れます。
 製本工程は人手がほとんどかからず丁合から三方裁断工程まで全てライン化されています。
 当社での仮製本ラインの生産工程は日産20万冊以上で納期の短い仕事にも対応できるようになっており、高品質の安定した製品をお届けいたします。
 上製本が美しさ、高級感、耐久性を追求するものならば、仮製本は、スピード、大量生産を重視する雑誌、カタログなどに最適です。
 




 上製本と仮製本の大きな違いは本の中身の体裁ではなく、外側の違いです。従って、裁ち割りから丁合まで基本的には同じ工程ですが次の糸綴じから、仮製本の工程とは随分違う多くの工程を経ます。
 上製本では芯ボールを布で覆うなどの加工があるので身返しが必要となります。表紙の材質を布や特殊ビニール加工するなどの豪華な仕上げにしているのが特徴。
 長期の保存に耐え、高級感を出す上製本は時代の流行を反映し、表紙の素材、身返しのバリエーションも多様になり、お客様のニーズに限りなく近づけるようになりました。
●小ロットの上製本は昔ながらの手作りで
こころをこめて本作りをしています。
(小ロットの製本もお気軽にご相談下さい。)
500冊以上は当社のラインで製本します。